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【事業開発部長インタビュー】エンジニアとしてキャリアを切り開くことのできるパクテラ。“枠”にはまらず、挑戦し続けた先のキャリアの可能性とは

こんにちは!  パクテラ・テクノロジー・ジャパン(以下、パクテラ)の採用担当です。

パクテラは、グローバルで4万名を超える社員が在籍するグローバルITファームの日本法人です。保険や製造業、自動車や医療機器メーカーなど様々な業界に、ビジネス/ITコンサルティング、ソリューション、アウトソーシングサービスを提供しています。

今回は、現場での経験を積み、2023年4月に通信流通事業開発部事業開発部長に就任した金浩(キン コウ)さんにご登場いただき、パクテラでのエンジニアとしてのキャリアの歩みについて語ってもらいました。ぜひ最後までご覧ください!

IT知識ゼロからのスタート。ひたすら基礎を学び、3年目でプロジェクトリーダーに抜擢された

ーー どのような学生時代を過ごしていましたか?

大学では産業デザインを専攻し、工業製品の開発、主にパソコン用のマウスの設計デザインを研究していました。PCに触れたのも学生時代で、パソコンの仕組みに興味があり、部品を買って自作のパソコンを制作したりもしていました。

元々ものづくりに興味があって、子どもの頃を思い返してみても、木材を見つけてきては削って拳銃や剣を模した玩具をよく作って遊んでいましたね。IT業界も、開発というクリエイティブな要素がフィットしたのかも知れません。

ーー エンジニアを目指したきっかけは何だったのでしょうか?

IT業界で働くことは全く想像していなかったのですが、就職活動の際、たまたま先輩の勧めで受けた会社が、パクテラの前身であるhiSoft社だったことがきっかけです。

hiSoft社のテストに受かり、選考が進んでいくうちにIT業界が自分に合っているのではないかと思うようになりました。加えて当時のオフショア開発ブームも後押しし、最終的に入社を決めました。

ーー 新卒で入社した後の業務内容について教えてください

同期入社したメンバーは40名ほどいましたが、学生時代にITを専門で学んできた人ばかり。私は基礎知識すらない状態だったので、最初はプロジェクトにアサインされることもありませんでした。

将来的にIT業界で着実にキャリアを築いていきたい、ゼロからのスタートだからこそ人より頑張らなくてはいけないという一心で、独学で必死にプログラミングを学びました。上司から勧めてもらった書籍をひたすら読み込んでテストを繰り返し、わからないことはとにかく周りの方に質問することを徹底していました。先輩方からは「もう質問しないでくれ」と言われるほどでしたね(笑)。

その時の努力の甲斐あってか、大型案件だった官公庁の建築管理システム開発のプロジェクトにアサインされ、3ヶ月後には同期メンバーのリーダーに任命されました。さらに2年後には案件全体をリードするプロジェクトリーダーを担いました。

ーー 新人の頃、ご自身のキャリアについてどのようにイメージされていましたか?

入社2〜3年目の頃は自分のキャリアをどのように形成していけばよいか、正直想像もできなかったですね。プロジェクトマネージャーになるという目標はあったので、目の前の仕事にひたすら向き合う毎日でした。

今でこそ事業開発部長をしていますが、その頃は部長というポジションは遠い存在で、長期的なキャリアについては漠然としていましたね。

やりたいことを追い求めた先にポジションがあった。ゼネラリストとして幅広い価値を提供するエンジニアへ

ーー 2006年、日本法人に移籍された当時の業務内容を教えてください

最初は、ブリッジSEとして大手SIer企業の営業管理システムの開発を担当しました。直接お客様との関係性を深める経験を積み、日本・中国双方のメンバーをまとめるリーダーを担うようになりました。

お客様と一緒に、全くゼロの状態からシステムを作っていくことに非常にやりがいを持っていましたが、プロジェクトが軌道に乗り安定していくにつれて、自分自身の成長が止まってしまうような感覚になり始めました。

パクテラはフラットで風通しがよいカルチャーがあるので、その時も上司に相談し、大手総合IT系企業の案件メンバーとして新たにアサインされることになりました。日本に移籍後、6年目のことです。

マネージャーから参加する選択肢もありましたが、お客様との関係性や案件の基礎知識がなければ期待以上の価値を提供できないと、いつも考えているんです。そこでメンバーとして再びゼロから参加し、そこからプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー、現場責任者、開発部長と一歩ずつステップアップしていきました。責任者となってからはプロジェクト数も増え、案件を成長させていくことへの手ごたえと楽しさを実感していましたね。

ーー 2023年4月に通信流通事業開発部の事業開発部長に就任されました。どのような経緯で抜擢されたのでしょうか?

実は部門長のポジションには、自ら手を挙げました。

これまでの経験から、今後やりたいこと、やるべきことを突き詰めて考えていったときに「今のこの部署にはこうした制度が必要だ」「部署としてここを改善しなければならない」といった、自分が担当している現場だけではなく、部署全体の課題が頭の中を占めるようになっていきました。

それを実現できるのが部門長だと、ある時気づいたことがきっかけです。

現在、通信流通事業開発部には約160名のメンバーが在籍しています。通信流通事業開発部のミッションとしてメンバーにいつも伝えているのは「お客様が期待している以上の価値を提供しよう」ということです。そのためにはお客様を理解することが何よりも大切です。

私自身も事業部長になった今もなお、新規のお客様を開拓する際は必ず同席してお話を伺います。お客様のニーズや特徴を充分に理解したうえで、メンバーのアサインを行っています。

自分の仕事に“枠”を作らず、何事にも挑戦し適性を見極めてほしい

ーー エンジニアのキャリアには、どのような選択肢があるとお考えでしょうか?

エンジニアのキャリアは「スペシャリスト」を目指す方向と、「ゼネラリスト」を目指す方向の2つに分かれるのではないかと思います。

スペシャリストは文字通り、特定の分野を突き詰めるエンジニアです。スペシャリストになるためには、相当の勉強量や実践の経験が求められます。パクテラにもスペシャリストが存在し、彼らが事業を支えてくれています。

一方のゼネラリストは、いわゆるフルスタックエンジニア、幅広い知識を持つエンジニアです。私はどちらかというとゼネラリストタイプですが、例えば、通信業界だけでなく流通業界の業務知識がある、コーダーであればJavaだけでなくReact、フロントエンドの知識もある、アプリケーション開発でおいても、アプリケーションだけではなくサーバーやネットワークの知識もあるといったことです。

パクテラには多種多様な案件が存在していますので、どちらの道も目指せる環境があります。その人次第でキャリアの可能性を広げていただけると思います。

ーー エンジニアがキャリアを選択するうえで大切にするべきことは何でしょうか?

メンバーにもよく伝えていますが、自分で仕事の“枠”を作らないことが大切です。

「私の担当範囲はここまで」、「ここまでしかやらない」、「ここまでしかできない」など、仕事に枠を設けてしまえば成長の可能性の幅を狭めてしまうことにつながりかねません。まずは失敗を恐れず何事にも挑戦するスタンスで、自分の範囲を広げて行きながら自分に合ったキャリアを選択していけるとよいのではないでしょうか。ちなみに、自分の範囲を広げる=スキルアップとも言えますね。

ーー チームメンバーをマネジメントするうえで心掛けていることはありますか?

メンバーが困ったことがあればすぐ相談でき不満を溜め込むことのないよう、普段から雑談レベルで話をし、話しやすい環境作りをしています。会話をするうえでは、なぜそう感じるのかよく理由を聞くことを大切にしていますね。

また、それぞれのキャリアや特性、得意分野などを踏まえて、新しいポジションへのアサインも積極的に行っています。「リーダーをやってみたい」などの申し出があった場合には意欲を尊重し、挑戦できる環境を用意します。そこでうまくマッチすれば本人の成長につながりますし、もしうまくいかなかったとしてもそこからスタートできるよう、柔軟に対応しています。

信念を持ち、強い“個性”がある人と共に、事業を拡大していきたい

ーー 今後の目標を教えてください

パクテラはこれまで、保険業向け事業と製造業向け事業を主力としてきました。これに加えて、第三、第四の事業基盤を構築したいと考えています。通信流通事業開発部としても、向こう3年間で担当領域の規模を倍増することが目標です。

その目標に向かって、新しいビジネスを作り出す難しさや厳しさに今まさに直面していますが、厳しさがある分、ひとつ形になったときの達成感は計り知れず、大きな充実感があり、やりがいに繋がっています。

▼通信流通事業開発部については、こちらの記事でもご紹介しています!

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ーー どのような方と一緒に働きたいですか?

事業を伸ばしていくために、その方なりの“個性“がある方と一緒に働きたいですね。しっかり自分の考え、信念を持ち、自分の仕事に対して拘りがある方と働くのが好きです。事業をリードし、新しい考えを取り入れていくためには、軸となる考え方や信念のある方の力が必要です。

そういった”個性”のある方のご応募を、ぜひお待ちしています。

いかがでしたでしょうか? パクテラでは、一人ひとりの個性を活かしながら新たなことに挑戦できる環境が整っています。興味を持ってくださった方、一度お話してみませんか? 以下、ぜひお気軽にご応募ください!

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