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部屋内にわたって数W程度の電力を安全に供給するユビキタスな無線電力伝送に向けて、準静空洞共振器(QSCR)というアプローチが提案された。しかしQSCRには部屋の中央に導体棒を要することや、部屋の壁付近で給電効率が著しく低下することなどの課題が存在する。そこで我々はMultimode QSCRという新たなアプローチを考案し、部屋全域で50%以上の給電効率が得られることや、部屋内に構造物を要さないシステムの構築が可能であることを示した。
部屋内にわたって数W程度の電力を安全に供給するユビキタスな無線電力伝送に向けて、準静空洞共振器(QSCR)というアプローチが提案された。しかしQSCRには部屋の中央に導体棒を要することや、部屋の壁付近で給電効率が著しく低下することなどの課題が存在する。そこで我々はMultimode QSCRという新たなアプローチを考案し、部屋全域で50%以上の給電効率が得られることや、部屋内に構造物を要さないシステムの構築が可能であることを示した。